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ちばサイくん > メールマガジン「ちばサイくん」第3号/2001年9月22日 |
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■2【サイの目】/自由投稿
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「五島プラネタリウムのドームに写るガンダム・デジタルシアター」
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(文責・田中博春/「ちばサイ」編集担当)
みなさんこんにちは、田中博春です。
今回もまた、映画について書いてみようと思います。
ちばサイ会員のみなさんなら、今年3月11日に渋谷の五島プラネタリウムが惜しまれながら閉館となったことを覚えておられるのではないでしょうか? 『星ナビ』を編集しているアストロアーツでは五島プラネタリウムの最終投影をインターネットにてライブ中継しました。ワタシも五島プラネタリウムのドームに写る最期の星空を写すカメラを操作する係として、中継に参加しました。
その五島プラネタリウムのドームに、今、ガンダムの映像が投影されていることをご存知でしょうか? 五島プラネタリウムのあった場所は、現在期間限定の実験劇場「E-Field」(イーフィールド)として生まれ変わっているのです。その「E-Field」の第一回上映作品は「ガンダム新体験 グリーンダイバーズ」。宇宙世紀0087年(Ζガンダムのころ)を舞台にした新作のガンダム外伝になっています。
このガンダムの新しいところは、「科学的に正しい」ガンダムになっているところ。宇宙空間でビームライフルを発射しても、「音がしない」など、科学的考証に基づいたガンダムとなっているのです。宇宙船の航路や遠心力による人工重力、大気圏突入の話など、ストーリの中の随所に、ちゃんと考えて作られてるなあと感心するところがあります。そして、そういった事項については、入館時に渡されるパンフレット「サイエンスダイバーズ」にて科学的に解説があるのです。ああなんと、ちばサイ向きなのでしょうか。このパンフレット、なかなかのモノなので、上映のあとにこれを読み返してみることをオススメします。
また、投影される映像自体にも科学的考証は及んでいて、フルデジタルのコンピューターグラフィックによってモビルスーツの動きを描写しており、Ζガンダム特有の飛行機型戦闘形態「ウエーブライダー」への変形シーンもかなりリアルです。3D・CGによるモビルスーツの描写は、ガンダムに関しては昨年の年末に放送された「G−セイバー」についで2度目ですが、映像的もかなり迫力のあるものに仕上がっています。
ほかにも、Ζガンダムのパイロットはいったい誰なのか? Ζガンダムの右肩のパーソナルマークは? ノーマルスーツ(宇宙服)を着ないで宇宙空間に出てもホントに大丈夫? 最後に出てくる攻撃空母はガウなのか? などなど数々の注目点があるので、ファーストガンダム〜逆襲のシャアの頃を知っている方には充分楽しめることでしょう。
ということでこの、ガンダム新体験「グリーンダイバーズ」、ちばサイ会員の方にもぜひおすすめしたいと思います。☆
・E-Field
http://www.e-field.gr.jp
・サンライズ
http://www.nifty.ne.jp/rstation/sunrise/index.htm
> GUNDAM NEO EXPERIENCE−0087− GREEN DIVERS
http://cgi.cinematopics.com/sunrise/diary/200108.htm#e-field3
> G-SAVIOUR
http://www.nifty.ne.jp/rstation/sunrise/gsaviour/gsaviour.htm
・アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/
> 五島プラネタリウムの跡地にガンダム出現
http://www.astroarts.co.jp/news/2001/08/09greendivers/index-j.shtml
・月刊「星ナビ」
http://www.astroarts.co.jp/hoshinavi/index-j.html
> 星ナビ2001年10月号 - ガンダムファンの聖地になるか?
五島プラネタリウム跡地利用のデジタルシアター
http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/magazine/2001/10/index-j.shtml
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ここは「ちばサイ」向きと思われるサイエンスっぽいネタを、会員が問題提起エッセイとして自由投稿するコーナーです。「今日はこんな発見をした」「こんな工夫をした」「こんな本を読んだ」「こんな人にあった」などなど。自己体験と、そこから生じたふとした問題意識をベースに、投稿者の目線で語っていただくものです。「サイ新ニュース」より、間口が広いので、気楽にどしどしご投稿ください。
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