■２【サイの目】／自由投稿

• ハシモトのインチキ科学コーナー その２ （橋本悦夫）
• タカタのアクアリストへの道 その１ （高田裕行）

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• アッチャー先生の流れ星講座／第３回
  　　　　　「流れ星とは何のこと？」の巻 （渡辺美和）
• しし座流星群気象特集「確実にしし座流星群を“見る”には？」 （田中博春）
  　　　　　Part-４ 「観測地決定までの道」

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２●サイの目● 会員による自由投稿のコーナー

■ 「ハシモトのインチキ科学コーナー　その２」

（文責・橋本悦夫／船橋市総合教育センタープラネタリウム館）

　時季はずれの話題をひとつ。

　先だって、ハシモトを指名しての電話相談がありました。「虹の色はどっちが上なの」というもので、よくお尋ねしたら、「工事現場の看板に虹が描いてあり、上が赤だった。私は上は紫だと思う」ということでした。

　「看板の通りですよ」というチャンスも頂けないまま、今までのご自身の虹についての記憶と経験をお話しになり、信じて疑わないご様子。

　間違いを指摘したらどうなるか分からない雰囲気でしたので、「まあいいか。上下どうだって大勢に影響はないだろう」と勝手に決めつけ、「見えるかどうかは状況次第ですが、よく観察すると少し離れた上方に全く逆の虹がもう一本出ているんですよ。」と虹のメカニズムについて解説。

　電話の相手にも「２本出るんですね」と納得して頂けましたので、「看板を描いた方のポリシーじゃないんでしょうか」と最後の詰めをして一見落着。

　さて、きれいに円弧を描いた虹の場合、最高度（仰角）は下側（紫色側）は約４０度。上側（赤色側）は４２度と言われます。その上方にもう一本発生する虹では、下側５１度、上側５３度だそうです。この視半径は何によって決まっているんでしょうかね。インターネットで「副虹」で検索してみると相当数ヒットします。「虹」だけだと飲食店などのお店ばかりですので要注意です。

　濃く見える赤色が上の虹を「本虹」、その上方に発生する、上が紫の虹を「副虹」などといいます。また、副虹は第○○虹とも言われます。

　さて、ここで問題です。○○には何が入るでしょうか。ひらがなでも漢字でも二文字です。（設問文中に答えあり）

◆で、前号の答えは「赤」でした。
そんなこといったら「あか」んよ、っでが・・・・・・(^^)；

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