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ちばサイくん > メールマガジン「ちばサイくん」第23号/2002年4月5日 |
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■2【サイの目】/自由投稿
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■ 「ハシモトのインチキ科学コーナー その15」 |
(文責・橋本悦夫/船橋市総合教育センタープラネタリウム館)
この原稿を書いているのは人事異動のまっただ中です。いずれ4月になれば、好きな人とも別れ、嫌いな人とも一緒に仕事をしなきゃならないのに、一日でも、他人よりも早く情報を知りたいのは何故でしょうね。
中には「誰々が何処へ行く」「誰それが来る」と秘密をしゃべりまくるご同輩がおります。それを知ったからといって、どうなる訳でもないのに。
さて2、3か月前、テレビで「アポロの月面着陸はウソだった」とか・・・。お陰様で、プラネタリウム館の質問コーナーには珍しく大人の質問が目立ちました。
◆質問1
「テレビでやってたけど、NASAが映像をねつ造した。当時の技術では月面着陸は不可能だった、というのは本当ですか」
そんなのプラネタリウム館で分かる訳ないでしょ。と言いたいが、一応それらしくコメントしなければなりません。
◇答え:「技術があったから月まで行ったんでしょ」
◆質問2
「アポロは本当に月に行ったのですか。どうも怪しすぎます。ガガーリンも怪しいです」と言う人もいました。
◇答え:「そういうのってテレビ受けするんですよ。視聴率を稼ぐには一番いい方法なのです。」
そしてどちらにもこう付け加えました。
「そういう似非科学が通用する文化だと、将来の科学の発展に大きな障害となることもあるのです」
そこでPR。当プラネタリウム館で、似非科学に近い投映を始めました。地球に小惑星がぶつかったらどうなるか。というテーマで5月26日まで一般投映で「小惑星」を公開中です。某公共放送で人気を博した「プロジェクトX」風のナレーションです。
4月から土曜日は子供は無料ですので皆さんでお出かけください。いかにも、インチキ科学っぽい仕上がりです。(夏休み中の土曜日は有料です)☆
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ここは「ちばサイ」向きと思われるサイエンスっぽいネタを、会員が問題提起エッセイとして自由投稿するコーナーです。「今日はこんな発見をした」「こんな工夫をした」「こんな本を読んだ」「こんな人にあった」などなど。自己体験と、そこから生じたふとした問題意識をベースに、投稿者の目線で語っていただくものです。「サイ新ニュース」より、間口が広いので、気楽にどしどしご投稿ください。
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