ちばサイエンスの会
更新:2021年9月19日
第4回
オンラインサイエンス
千葉公園の自然 (花・草・鳥・昆虫など) に親しむ
「自然観察とその意義」
植物たちの話 シュロの葉でバッタづくり
講師:亀井 尊
氏
2021年9月18日
終了しました。
詳細は↓
今日はこのあたりで先生と待ち合わせなんだけど・・・
亀井先生!こんにちはー!
・・・・・・・・亀井先生?
亀井先生! どこですかぁー!
ここだよー ちばサイ君!
えー! そんな高いところから!!
怖くないですか〜?!
ははは、大丈夫だよ、ちばサイ君、ここは木の上に作られたツリーハウスだよ。
今日はここで何かあるんですか?
実はここではなくて道を挟んだ向こう側の公園なんだ。
え〜、千葉公園ですかぁ。
この公園に面白いものがあるの?
ちばサイ君、それはどうかな。
最近、公園に行ったかな?
最近・・・・えっとえっと〜
最近TVゲームが楽しくて外に出てないや^^
ち〜ばサイく〜ん
たまには外で遊んだ方がいいよ。
そうですよね。
公園にはすべり台、ブランコ・・・・
あれ?そーゆー話ですか?
もちろん違いますよ。
公園は遊ぶだけではなくて、いろんな植物が植えられていますよね。
林や森に行かずとも、自然にふれあうふれあう事ができます。
そんな自然の中には鳥・昆虫なども暮らしています。
今回のお話しはそんな身近な公園で自然観察をしようというお話しです。
え〜、街の中の公園なのに大きい木が多いんですねー。
この公園はできてからだいぶ経つからね。
大きな木が多いんだ。寿命が尽きそうな木が多くてね、
そうした木にはコケや茸が生えていたりするよ。
ほんとだー、これは桜の木ですね。
いっぱいコケが生えてますよね。
あ!先生!!虫ー!虫ーっ!
お!ちばサイ君 さっそく見つけたね。
これはキマダラカメムシだよ。
黄色のマダラだからそんな名前なんだ。
へぇ、でも黄色くないよ。
どちらかというと灰色ぽいかな。
この子は生まれたての若い虫なんだよ。
近くをさがしてごらん。
あー! いたっ!!
たしかに黄色のまだらになっているね。
気を付けてね。カメムシだから、あんまり刺激を
与えるとクサイ匂いを出すよ。
花壇がありますね、なんか飛んでますよ。
わー、ちっちゃいちょう。かわいいですねー。
この木の上を見てごらん。虫食い穴だけど葉っぱの
葉脈だけ残っていて、なんか絵になるでしょ。
おもしろーい!
もう少し日にちが経つと あの木の葉っぱの殆どがあんな
感じになるからそれはそれは、もう芸術です。
あー、この葉っぱに実がくっついていますね。
え?葉っぱに?実? そうでしたっけ?
イスノキの実ですよ。
これを見てください。同じものです。
たぶん、昨年木から落ちたもので
探せばいくつも落ちていますよ。
穴が開いているのわかりますか?
昔はこの穴に息を吹き込んで笛にして遊んでいました。
へー、おもしろそう。
やってみよう。 ピー ピーー ピッ
上手、上手。ちばサイ君。
実はこの実のようなものはね。
虫が作ったんだよ。この中に虫の幼虫がたくさん
入っていて 少し大きくなるとこの実から出ていきます。
それがその穴です。
ひょえ〜〜〜〜!
あ、よく見たら木の上に同じものがありますね。
ボクのげんこつぐらいありそうだよ。
お〜、ちばサイ君 すごいの見つけたね。
観察力がどんどん強くなっているようだよ。
こんな風に自然を楽しんでいる内に観察力も
ついてくるんだ。
へー、そうなんですね。
あ、!雨が!! 洗濯もの干しているんだった!
それにこんな時間! 楽しいからあっという間ですね。
ね、自然は楽しいでしょ。
こんな素敵な場所が身近にあるのはすごいことなんですよ。
では、皆さん、9月18日の午後2時からです。
Zoomなんですけど、はじめてなのでわからんことだらけです。
でも、ちばサイのスタッフがなんとかしてくれるでしょう。
それからそれから、自宅の近くでシュロの葉が手に入る方は、
一緒にバッタ作りができるので、事前にご用意くださいね。
申し込みは こちらです↓
終了しました。
詳細・申し込み、こちらのフォームで確認できます
参加無料 定員80名
亀井 尊 氏
プロフィール
元高校教師 自然地理学専攻「気候学・植生学・環境学など」
現淑徳大学講師 環境学「環境保護と 野外活動」
カメおじさんの自然教室・
千葉公園自然観察会
の実施
趣味は自然観察・登山など
地球環境の危機的状況を危惧して、環境教育を充実させて次世代に伝える為に、
身近な自然に親しみ多種多様な命とのつながりを実感して学びあう場として、
2020年から
「千葉公園自然観察会」
を行っています。
来年度よりちばサイで「千葉公園自然観察会」を行う予定です。
実施日、時間等詳細が決まればHP上でお知らせいたします。
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