まつど宇宙の学校2回目に参加しての感想
藤村政好
8月20日(土) まつど宇宙の学校2回目が開催されました。
スタッフを入れて約90名が、馬橋市民センターホールに集まりました。
大所帯です。
以下、項目ごとに感想を述べます。
<段取り9割>
この日の活動前の事前準備がありました。私は参加できなかったのですが、
当日の役割分担初め、事前に準備する物品の確認等がありました。
この準備がよかったので当日の成功に結びついています。
特に、星座投影機を作るため、工作用紙に手書きで設計図を数日前に、
それも数人で書き込んでいます。
まつど宇宙の学校は参加予定児童数が44名であり余分に作成するので、
大変だったことでしょう。
また、当日のプログラム(講師の伊藤さんは特に大変だったことでしょう)
の準備や、経費の精算関係、反省会用の飲み物等の準備、児童の名札、
家庭学習レポートの処理等、スタッフの用意周到さがわかります。
<参加者の特徴>
千葉の宇宙の学校と比較して感じたのですが、まつどの参加者は児童は
圧倒的に2年生が多いのです。
どうしてかはわかりませんが、この子どもたちと親との参加態度が、
非常に良いのです。千葉が悪いと言っているのではありません。
第1回の雪の結晶の観察の時にも感じたのですが、講師や主催者に
対して素直でありじっと我慢もでき、我先に自己主張するのでなく
運営に協力的なのです。よくお話が聞けます。
また、今回家庭で行ってきた自由研究を掲示したのですが、
ボード2枚に18名の研究が掲示されました。
お友達の研究内容を知ろうと、掲示板前は人だかり、これにも
千葉以上の熱心さの表れを感じました。
<スタッフの協力>
まつど宇宙の学校では、柏プラネタリウムの会のメンバーが協力に
(強力に)サポートしています。
福島県の二本松から参加された方もいて、ボランティア運営の
すばらしさを感じました。
もちろん、もっと裏手にいる実力者は誰なのかは皆さんのご想像どおりです。
全体構想が大事なのですね。
<工作の段取り>
工作会を行うときの私の悩みは、どこまで事前に図を準備したり、
(ほとんどの場合小学校低学年相手なので、道具はハサミとノリと
セロテープを主体にしていますが、)ヤマ折やタニ折の表記の仕方、
折り曲げるのか切るのかの表示方法等、それらをわかりやすく記載
する説明書の作り方。
また、実際の作品の途中途中の段階的なできあがり模型の準備を、
どの程度するのか、参加者の実力を予想しながらもいつも悩みます。
経験では、ひとつの作業の終了に速い子が5分だとすると遅い子は
15分(約3倍)かかります。
これを織り込みます。
今回の作品は、途中やや難しい切り方と組み立てがありましたが、
当初予定の1時間以内で収まりました。さすがです。
<全体を通して>
わずかな時間でも当日すぐに簡単な反省会(自由に感想を述べること)
が開けたこともスタッフにとってよかったことです。
いったん事業が終了すると、(私は特に)忘れるものです。
だからこそ毎回の記録や写真があれば、それを手がかりに思い出せます。
ちょっとだけのお話でしたが、「今日もいい人に出会えたなあ」と、
ほのぼのした気持ちで帰りました。
子どもたちの反応は、あの夏の夜の星の話では、画面を食い入るように
見つめ、クイズでは必死になって星座の名前を考え、親子でこっそり
相談しあい、正解でのどよめきや笑い声が絶えませんでした。
学習しながら楽しく過ごせました。
参加者の皆さん、次回も楽しみですね。水ロケットですよ。
準備するものがありますので、親子で確認しあってくださいね。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。