「泊まりで宇宙と地球の観察体験会」の報告と感想
藤 村
実施期日 平成23年10月8日(土)13:00〜9日(日)14:00
場所 千葉市少年自然の家
参加者 講師スタッフ含め総計49名 宿泊等3階7部屋で宿泊
講師 高梨直紘・夏刈聡美(国立天文台)先生・・・・・・・・・天文関係
庭野裕(都立大崎高校)平岩将良(東邦大学)先生・・・・土壌生物関係
10月8日(土)
開会式
受付時間が終了し、さあ開会式となりましたが、講師を含め全員が集まりません。
その後、無事全員そろったのですが、時間通りスタート。多少はらはらしました。
スタッフは連絡におおわらわ。お疲れ様でした。グループを示すバンダナが素敵でした。
移動
宿泊棟に荷物をいれ、子どもたちは役割分担の係り決め。
開会式で自己紹介したのですが、初顔合わせの人が多く、まだ多少ぎくしゃく。
実習
自然環境学習センターの1階実習室で、宿泊班がさらに二つに分かれた班で学習。
最初は、ツルグレン装置の作成でした。小6・中3の理科学習で関係分野が
でてきますが、ここでは本格的。
野外に出て、落ち葉の下の生き物探しをするため土を採取。今の時期も蚊がブンブンでした。
今晩一晩光を当てておくため、別室に保管しました。
続いて、宇宙についてのお話。
広大な宇宙に夢を馳せながら、HR図作成。大学レベルを小学生が学びましたが、
保護者のほうが熱が入ったかも・・・。
夕食
バイキングでした。班毎にいただきます。このころには子どもたちもお互い
仲良くなりました。適応が早いのです。
星空観察会
パワーポイントでの映像を見ながら、月や木星等、デッキで観察しました。
大人も夢中です。
入浴・就寝
この日は、4団体が宿泊しており、浴場は大賑わいでした。
芋の子を洗うとはこのことでしょうか。
10月9日(日)
部屋掃除
双眼鏡一台行方不明事件か?と思いましたが、すぐさま忘れ物として発見されました。
あーよかった。
どこかの班の誰かが(K君)一時行方不明との情報あり。捜索隊かと思いきや、
すぐさま発見されました。
朝食
再び、バイキング。大勢の場合このスタイルが便利で楽ですね。
実習
立体星座づくり。こと座・わし座・はくちょう座のなかからひとつ選んで、
地球から見える星座を距離を違えてスチロール版の上に球を竹串でさしていきます。
色をつけると素敵な素敵なモデルが完成します。
玄関先に飾っておけるでしょう。立体的な星座作りは、私も初めて経験し興奮しました。
その後、昨日採取した土以外に、もう一度外に出て、生物がいそうな土を採取、
観察、同定しました。
二つの実習とも、大学の卒論研究レベルを小学生がしているのですから、驚きです。
将来が楽しみです。
昼食
食堂のベランダで、景色もおかずにしながら食べているお友達もいましたね。
振り返りの時間と閉会式
2日間の活動のふりかえりをしました。子どもたちの書いた感想文は後ほど
講師にも送られます。
親子3代で参加されたご家族もありました。保護者の方々のこうした活動への
理解とご協力があり、無事に終了しました。
スタッフがもう、来年度の予約をこの少年自然の家で確保しました。
お近くの方を誘い来年度もご参加ください。
スタッフは今回4人でしたが、皆様のご協力のおかげで、予算内で楽しく
終了できました。ありがとうございました。
番外編
大人の、とある部屋の、夜の懇談の内容をタイトルで書きますから、
興味のある方は、ちばサイにご連絡を!
・ ニホンアカガエル、ヤマアカガエルの特性と学校プールでの産卵、発生
・ マムシの夜行性と活動、蛇毒対応
・ ハナアブについて
・ 米国で実際にある、宇宙人に連れ去られたときの保険について(誰が証明するのか?)
・ 月の土地や宇宙空間の売買について(新規商売の開拓)
・ 今晩の流星群と玄関ドアの丸秘対策について その他。