2011年10月23日
森の玉手箱3回目
井上美穂子
心配された雨は幸いにも上がって、16人の元気いっぱいの子供達を迎えて
先ずは亀井先生のご指導のもと教室で竹細工のぶんぶん蝉を作りました。
3・4センチ程の輪に切った節のないの竹の片側をガムテープでふさぎ
中央部を補強し、糸を通し10センチほどの縦に裂いた竹(幅は6・7mm)
の節の下にマツヤニ(無いので代用)を塗り、其の上に先程通した糸を
少々緩めに結びいよいよ回してみると、ぶんぶんと音がした人、しない人、
「なぜ音がしないか考えて見てください」と亀井先生。
そのあと森に行き、後で作ることになっている落葉の絵画のために
各自ビニール袋に木の実や草 落葉、花等採集しながら進みます。
あらかじめ渡されたプリントは、三種類の木の名前の中から正しいものを
選ぶ三択問題になっており、森の木に掛かっている1番〜10番まで10種類の
木の名前を先生のヒントにより正しい物を選びます。
それを解きながら森の奥へ。
いよいよ田邉さんを中心にスタッフが作っているツリーハウスへ。
それは立木のままの4本の杉の皮を剥いた柱にしっかりとした床が
出来ており、子供達は喜んで皆で結構高い2階と3階に上がり大喜びでした。
そのあとお母さん達も載ってみて、そのびくともしないしっかりした作りに
感心し、なかなか出来ない体験を楽しんでおりました。
広場に着くとブランコやターザンごっこ、虫探し、木の枝をしならせて
赤い実を取ったり、森の時間もあっという間に過ぎ、再び教室へ。
色画用紙の中に各々採集してきた木の実や葉っぱ等をボンドで貼り付け
落葉の絵画に熱中。
保護者の方々も一緒に楽しい芸術の時間。
それぞれ、素晴らしい作品をつくりあげ黒板の前で絵画展。
皆力作揃い。ライオンあり音符あり、月見団子あり、かたつむりあり
デザイン画あり、オブジェあり、予定を30分程オーバーして散会。
子供達が喜ぶ姿、物作りに熱中する姿は本当にいいものですね。
皆さま お疲れさまでした。