2011年10月29日
『まつど宇宙の学校』第3回目
                                       大河原直美
10月29日(土)10:00〜12:00
新松戸の西小学校にて『まつど宇宙の学校』第3回目を実施いたしました。
今回は、古川講師の「飛べ 水ロケット」です。
当日はよく晴れて暖かい、絶好の<ロケット打ち上げ日より>。
参加児童とその家族総勢約100人の参加があり、開催時間の30分前から、
ロケット制作場所である体育館に続々と集まってくれました。
子ども達はまず受付をし、それからロケットの材料を受け取ります。
「今日はこのロケットを作るんだよ〜」と、見本を見せると、
「ワー すごい!」と、いろいろな色がある材料の中から
“自分だけのロケット”の材料を選んでゆきました。
付添いの父母の方も、自分のロケットを作りたかったようですが、
作れるのは子供だけと知り、ちょっとがっかりした方もいたようです。
皆さんペットボトルをちゃんと用意してくれていたのですが、
炭酸飲料のペットボトルでも薄くて水ロケットに向かないものも
あるのですね。忘れた子たちのために、三好さんが用意してくれた
ペットボトルがたくさんあり、とても助かりました。
今回の水ロケットは、校庭があまり広くないので校庭を飛び
出さないように上に高く飛ばすタイプで、1メートル前後の大きさのロケットです。
1本半の500mlのペットボトルの間に半透明のPPフィルムを巻き、
ノーズコーンには色画用紙を使います。
 藤村さんの司会進行で、水ロケット作りの始まりです。
古川先生の説明を聞きながら、親子一緒に楽しみながら作っていました。
PPフィルム・色画用紙・フィン(羽)共に5色くらいずつあり、
作り始めてから1時間ほどで、あちらこちらでカラフルなロケットが
出来上がり始めました。できた家族からロケットに名前を書くと、
いよいよ校庭の発射台へと向かいます。
さわやかな秋晴れの中、子ども達はロケットに水を入れ、
ドキドキしながら発射台へセットし、古川先生の合図で
自転車の空気入れ(?)でロケットに空気を送り込みます。
それが終わると次に発射装置を手に持ち、「5・4・3・2・1・0」の
カウントダウンを待ち一斉に発射!!
中にはカウントダウンを待ちきれずに先に発射してしまうロケットもありましたが、
全てのロケットが青い空に高く舞い上がりました。
半透明のPPフイルムは太陽の光を通し、カラフルなロケットが
青空に飛び交う様子は本当に感動的です。
初めて水ロケットを見た私は、「こんなに飛ぶんだ〜」と、
まぶしい想いで見ていました。
帰っていく子どもたちに、「ロケット高く飛んだ?」と聞くと、
「うん、飛んだ!!」と言いながら、みんな嬉しそうに帰っていきました。
「雪の結晶づくり」・「星座投影機作り」そして今回の「水ロケット作り」と、
本当に楽しい企画に参加させてもらった『まつど宇宙の学校』
に感謝感謝の私です。これからも宜しくお願い致します。